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松くい虫被害をドローンで救え!産学連携で国内初の実証実験を開始

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9月25日、信州大学と同校の学内ベンチャーから発足した精密林業計測(株)、そして国産ドローンの販売を手掛ける(株)エンルートM’s(本社:福島県福島)は、長野県伊那市で大きな問題となっている「松くい虫被害」に対応するための実証実験を共同で行った。

○「松くい虫」って?
そもそも「松くい虫」という昆虫がマツを枯らしているわけではなく、病原体となる「マツノザイセンチュウ」という長さ1mm程度の線虫が、マツノマダラカミキリという昆虫によって健全なマツに運ばれ、枯らしてしまう伝染病。

「マツノマダラカミキリ」(左)と病原体「マツノザイセンチュウ」(右)

http://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/higai/matukui.html
(引用:林野庁HP)

JAXAの高精度センサをドローンに搭載

信州大学の加藤正人教授は、JAXAからの委託を受け、先進光学衛星センサを用いた松くい虫の被害調査をすでに伊那市と連携して行っている。
今回新たにこの高精度センサをドローンに搭載し至近距離から調査することで、地表の様子を識別する能力(地上分解能力)を従来の80cmから3cmにまで上げることができ、健全木と被害木(感染木、枯損木、枯死木)をより鮮明に区分することが可能となった。

ドローン空撮画像

被害区分

伊那市では10年ほど前から松くい虫が発生。この一帯はマツタケの産地でもあり、被害が拡大していた。この実証実験を通じて、ピンポイントでの被害状況の把握と対策を早急に進めたい考えだ。

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この記事は私が書きました。