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フォード・モーターが工場点検にドローンを導入!点検作業が12時間から12分に短縮

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ドローンの導入で点検業務の大幅な改善が実現

出典:フォード

米国の自動車メーカーフォード・モーターは、工場の点検作業を安全かつ効率的に進めるため、 英国に構えるフォードのエンジン工場(Dagenham Engine Plant)に点検用ドローンを導入した。
工場内の難しい場所で重要な点検を行うために無人機を使用している。 フォードのドローン導入による新たな試みは、かなりの時間と費用を節約し、いくつかの利点をもたらすと幹部は言う。
工場管理者は「過去に高層建築物や工場の屋根などの手が届きにくい場所の点検について、安全を確保して作業を進めるために工場を少なくとも1年に1回シャットダウンする必要がありました。 新しく導入されたドローンは、ミシガン州の自動車メーカーが工場を停止させることなく安全に作業を行うことができるようになりました。」と話す。
Ford Dagenham工場でガントリーを検査する無人機。

出典:フォード

点検設備にはガントリークレーンと呼ばれる屋根に吊り下げられたクレーンや、配管、屋根などがあり、この工場に設けられたガントリークレーンは約200台存在する。壊れたり崩れたりして床や設備や人に落ちないように点検する必要がある。

工場は通常、3週間に渡る夏休暇の間に点検を行っている。 プラントの4つの機械ラインを最大6人のチームで点検する。その際には電動リフトを足場にしながら高所の点検を行っていたと言う。工場はこれまでにも点検業務をより効率的に行う方法を模索し続けていた。

そこで作業員の1人が無人機を提案し、同工場は一部の地元企業と協力して、熱を感知できる熱画像カメラ、広角レンズ、クローズアップレンズなど、複数のカメラを搭載したカスタムドローンを開発。

ドローンは約20人で行っていた点検をたった2人のチームで行うことができ、約12時間かかkっていた120フィートのガントリークレーンの点検は12分に短縮された。 工場で生産を停止する必要はなく、より頻繁な点検が可能になった。また、ガントリークレーンを点検するためには150フィートの高所で作業する必要があったが、安全のリスクも排除された。

さらに、ドローンはマシンと電源ケーブルの温度を監視することができ、ロボット、オーバーヘッドコンベアベルト、クレーン、ホイスト、屋根に漏れを検査することも可能。そのほかにも、排水管と下水管の点検や非常用照明の代わりとしてドローンを使用する可能性についても検討している。

イギリスのロンドンのFord Dagenham工場で無人機を使用している工場労働者。

出典:フォード

カメラが撮影するビデオおよび静止画は保存することができ、定期的に撮影しておくことで工場の時間の経過とともに画像を比較し、変化パターンを観察することにも役立てられる。

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この記事は私が書きました。