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映像制作のバリエーションを広げるInsta360に新シリーズ登場

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ドローンに360度カメラを搭載できることで話題を呼んだ小型のアクションカム「Insta360 one」2017年8月に発売。それから約半年が経つ現在、360度カメラにより映像のバリエーションを楽しめるInstaシリーズが急速にラインナップを拡大しているので紹介しよう。


CES2018で新たな2機種を展示

Insta360シリーズは既に3機種をラインナップしている。
1つ目は小型で様々な用途に対応する「Insta360 one」。最大7Kの映像が撮影できるうえに、120fpsでのスローモーション撮影に対応しているのが特徴だ。使い勝手はスマホに装着でき、ウェアラブルカメラとして手軽に楽しめるカメラとして発売された。(税別4万2999円)

2つ目にiPhoneに装着して楽しむことを前提に開発された「Insta360 Nano」。Insta360 oneに比べ、よりiPhoneとの一体感を意識したデザインとなったNanoは、誰でも簡単に360°パノラマの全天球写真・動画を撮影できるアイテムだ。(税別2万3999円)

3つ目はプロフェッショナル向けの撮影を目的とした「Insta360 Pro」。実際にライブ会場やPVの撮影などにも使用されており、6個の魚眼レンズを搭載することで高画質な360°写真・動画を撮影できる。さらに特別なジンバルを使用すれば、ドローンにも搭載して撮影可能。また、高画質かつ複数のレンズを備えることでVR映像の撮影にも向いている。(税別45万円)

以上の3点のラインナップに加え、新たに2点の機種を発売する。
今回追加される2機種はInsta360 Nanoの上位モデルとInsta360 Proの上位モデルとなる。なお、Insta360 Proの上位モデルはCES2018で初お披露目となった。

新たにライブ配信機能を備えたNano S

税別:2万8980円

2016年に発売されたInsta360 Nanoはスマートフォンにウェアラブルカメラをダイレクトに接続し、360°映像を撮影する今までにない新しい製品として登場した。今回新たに発売される「Insta360 Nano S」はInsta360 Nanoをさらに改良した上位モデルだ。Nanoで開発した革新的な使用スタイルにNano Sでは革新的な機能を追加したのだ。さらに革新的な機能を追加したにも関わらず、価格を約5000円の値上がりで抑えているところにも注目だ。そして、追加した機能は以下の4つ。

・360°映像によるビデオ通話
大人数での会議シーンなどで活用できるビデオ通話を新たに追加した。スマートフォンと一体となったNano Sで通話を始めると、通話相手は画面上をスワイプすることで、360°の映像を自由に見回しながら通話を楽しむことができる。また、360°ビデオ通話を利用するには、Insta360 Nano S用アプリでリンクを作成し、そのリンクを相手に送ればブラウザ上で映像を確認できる。

・マルチビュー機能
すべての方角を一度にキャプチャーできる360°カメラならではの機能を新たに搭載。撮影したキャプチャ画像を後から編集し、より効果的に魅せるストーリー形式での編集も可能とする。マルチビューでは5つの異なるテンプレートが用意され、テンプレート上には360°動画から切り出された最大3つのキャプチャーフレームが作成される。それらを細かく調整して楽しむことも可能だ。

・独自のフリーキャプチャー技術
スマートフォンの操作で360°動画の一部をトリミングすることを可能とした。フリーキャプチャー技術はただ映像を切り取るだけでなく、自由な画角で切り出すことで2D動画として作成する。360°で撮影しておけば、もう一度その場に戻った感覚で自在に再撮影できる機能となっている。この機能により、撮り逃し防止などに役立てられる。

・次世代のスタビライゼーション
Nano Sの小型化を図るため、カメラに内蔵させるジャイロスコープをiPhoneに搭載されているものを使用する設計とした。iPhoneに内蔵された超精密ジャイロスコープとNano Sを同期させることで、今まで以上にブレを抑制した撮影を可能にした。

本格的なVR映像を制作できるPRO機

昨年発売されたInsta360 Proはプロフェッショナル向けに発売された8K撮影が可能な360°カメラだったが、本格的なVR映像を制作しようとすると実質8Kの解像度でも足りないとされていた。そこで新たに登場した上位モデルは10K以上の解像度で撮影することができるVR用カメラとなった。現在はラスベガスで開催されているCES2018で初お披露目とし、詳細の仕様、製品名、価格、発売日の情報は未発表とされている。

長方形のグリッドアレイに配置された128個のカメラを利用することで、カメラは3次元(6DOF)の180°ビデオを作成することができ、視聴者は6方向(上下、左右、前後)に動くことができる。

効果としては、視聴者は実際のシーンと同じように、自分が選んだどの角度からでも同じシーンを自由に見ることができる。たとえば、人の顔を正面から見ているときに少しだけ首を動かすと同じ人の顔が斜め前から見えるようになり、それまで見えなかった鼻と頬のカーブが見えるようにできるようになった。

128カメラアレイは、映像内のあらゆるポイントで光の強さと方向の両方を詳細に表現することで、この効果を実現する。 Insta360のプロトタイプは、6方向すべてでおよそ1.5フィート(0.5メートル)の範囲内での自由な動きを可能にした。

2014年に設立されたInsta360は、一般ユーザーからプロユーザーまで幅広くカバーできる製品をラインナップし、360度の世界とVR映像の発展に力を入れている。ドローンの空撮においても空撮による新たな可能性や、映像のクオリティーを上げる貴重な存在となってくるだろう。


■問い合わせ
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この記事は私が書きました。