光学カメラ・遠赤外線カメラを付け替え可能な高性能機
KMT株式会社(以下 KMT)は、Autel Robotics社(以下Autel)との代理店契約を締結し、EVO IIシリーズの日本における販売を開始した。
■3種類のカメララインナップ
EVO IIシリーズの機体は全て同じで、最長40分の飛行が可能。
また、全方向性障害物回避システムを搭載している。
折り畳み式ドローンでは珍しくカメラの交換が可能となっており、カメラのラインナップとしては大きく分けて下記の3種類がラインナップされている。

EVO II Dualは発売時期調整中
■EVO IIの特性
全方向に向いている合計12個の視覚センサーによる障害物回避システムを搭載しており、安心して飛行させることが可能。日本国内での最大伝送範囲は約5kmで広範囲の飛行を可能としている。
また、別売の専用ライブデックを使用すると、機体から伝送されてきた映像をHDMI出力してモニターやタブレットに映すことが可能なため、現場での利便性が高まる。
EVO IIは飛行させる際、「アカウント不必要」「オフライン状態での飛行可能」「飛行ログをサーバー転送しない」などの要件を満たしており、情報セキュリティにも優れている。
※通常では、スマートフォンなどのデバイスを装着して運用するが、コントローラーに小型液晶画面が装備されているので、デバイスを接続しない完全オフラインでの飛行を実現している。

EVOIIの全方向に搭載されたセンサー
■Japan Drone 2020への出展
本機は9月29~30日開催の第5回Japan Drone展に出展予定。
会期 : 2020年9月29日~30日
開場時間 : 10:00~18:00
主催 : 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
出展場所 : N-11
詳細 : Japan Drone 2020 公式HP
コロナ禍で動きづらい時期ではあるが、本イベントは販売前のAutel EVO II、EVO II Proの実機を見るチャンス。当日はSNSにてライブ配信も行う予定で、直接参加できない場合もKMTのSNSをチェックすることでEVOIIの情報に触れられる。
・KMTのSNS
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EVO IIシリーズの国内サポートに関してはメーカーのAutelよりKMTが講習を受け、販売からサポートまで一貫して同社で行う予定。