視野角が約2倍になったLiDARを販売
株式会社光響(以下光響)は、ドローン搭載用LiDARユニット、LiAirシリーズ基地局、点群処理ソフトウェア等より構成される「ドローン搭載用LiDARユニット(型番:LiAirV-E70)」を11月18日(水)より販売開始する。

LiAirV-E70
本製品は、既存製品(型番:LiAirV-E)をベースに、Livox社製新型LiDAR(型番:Avia)をレーザーセンサーとして採用。前モデルのLiAir Vから視野角度が38.4度から70.4度へ拡大し、土砂崩れの斜面など、横方向の情報量をより多く取得できるようになった。また、最大測定距離も260mから320mへ拡大し、測量調査・マッピング・セキュリティ・送電線の点検等、多分野での利用が想定されている。搭載するドローンは小型のDJI Matrice 300 RTKを使用することで、長時間にわたる飛行が可能。近年は大規模な自然災害(豪雨・地滑り・地震等)が多発しており、災害時は、被害・犠牲の拡大防止を目的とした被災状況の迅速な把握が重要となる。本製品を用いることで、地域・被災状況を上空から簡単に点群データ・地図化でき、被災地域の早期の復興・再生を後押しする。
■セット内容:
・ドローン搭載用 ライダーユニット(LiAirV70)
・LiAir シリーズ基地局 (LiAir Base Station)
・生データ補正ソフトウェア (LiGeoreference Standard)
・点群処理ソフトウェア (LiDAR360 Full suite)
■用途:
・森林・電源線検査
・都市環境調査
・地表・地形測量
■概要:
・製品名:レーザードローン搭載用 LiAir V70 セット
(ライダーユニットを搭載するドローンは含まれていない)
・型番 :LiAirV-E70