スポーツクーペを中心としたイギリスの高級車メーカーの「ベントレー」が、まだまだ構想段階ではあるが、近未来的な移動用ドローンを開発視野にいれていることが発覚!イラストCGにおけるモデルが本国で公開されているようだ!
夢が膨らむSF映画のような無人航空機
流線形でとても空力が良さそうなこのコンセプトモデルの無人航空機はBentley Skylounge(ベントレースカイラウンジ)と名付けられ、その名前からも分かる通りラグジュアリーな乗り物だ。ゆったりとできるスカイラウンジは高さは2.2m、幅6.5m、全長11.5mと車に対して大柄なサイズ。
写真には駆動用の電力を充電している様子も描かれ、専用の充電システムが必要なようだ。写真から察するに常に浮遊した状態を保つ構造。
車体の下部にはホール型のエアインテークもしくは動力部のようなものが見受けられる。
室内空間はリラックスルームとスリープルームの2つに分けられ、優雅に時間を過ごせことをコンセプトにしているのが分かる。パイロットシートの部分は乗客空間より一段下げられていて、乗客から見える景色を阻害しない造りにしている。加えて床もスケルトンな状態で真下が見える構造に。
こういった気遣いもベントレーらしさが伺えて素晴らしい。
さらに明確ではないが、乗客ルームの別バージョンのインテリアも考案されているようだ。このタイプは2つの空間に別れていないタイプで、景色を見るための旅客機とも見て取れる。
海外では数多くの無人機タクシーや移動用ドローンが話題となっているが、自動車メーカーがドローンを開発、生産する日もそう遠くはないのかもしれない。