SF映画の最先端兵器の感覚で楽しめるトイドローン
DJIとパートナー関係を築くRyze Techは、ドローンの入門用途と教育目的に最適なTelloを発売。2018年後期には、プログラミング教育機能を強化したTello EDUに改良が施された。
初期のTelloはIntelとDJIから技術的支援を受けて発売され、非常に安定した飛行と低価格を実現することで、トイドローンの常識を覆した。プログラミング教育に注目が集まり始めると、Tello EDUに改良したバージョンを発売し、現在も人気モデルとしてトイドローンの代表的存在といえるポジションを獲得している。
今回、同社はブランディングと機能の両面で新たな刷新を行った。 Marvel並びにDisneyと契約を交わし、アメリカンコミックスや映画で人気の高い、アイアンマンのデザインとコラボを果たした。
アイアンマンの象徴カラーであるレッドとゴールドを纏ったTelloはTello Iron Man Editionの名前で販売を開始。とても細かいディテールに至るまで、忠実に再現されており、アイアンマンの生命でもあるアーク・リアクターに加え、スタークインダストリーのロゴまで入っている。さらには、アイアンマンの装甲に触発された新鮮なボディカラーだけでなく、専用のアプリケーションには劇中に登場するAIアシスタント「FRIDAY」によるオリジナルのサポートが盛り込まれる。なお、飛行モードやインテリジェントモードは従来と同様。
オリジナルAIアシスタントのFRIDAYは、ドローンの基本を学ぶためのサポートアドバイスを行うように設計。音声命令でスタークインダストリーの新兵養成をイメージして訓練用任務を投げかける。これにより、基本的な飛行技術、カメラ操作、知的飛行モードなどを楽しみながら習得することができる。
同製品は、アベンジャーズ・エンドゲームの宣伝の一環とし、米国、カナダ、ヨーロッパで販売が決定していたが、日本でもスカイリンクジャパンのオンラインストアや、セキドのオンラインストアで取り扱いが開始され、税込1万6740円で販売を開始している。