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災害現場で有害な煙を検知する「嗅覚ドローン」の開発開始

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ドローンを活用した有害物質の観測

デモンストレーションの現場

消防隊にとって、大火災における有害なガスが散布されているかどうか知ることはとても重要な課題だ。従来は地上で煙の観測が行われてきたが、必ずしも安全とはいい難い手法がとられている。また、観測データの正確性に欠ける部分が見受けられていた。その脆弱性を解決するため、DRONExpert社がドローンの活用に目を向けた。同社はオランダの消防隊と共同で上空から煙を観測できるドローン、いわゆる「嗅覚ドローン」の開発に取り組んでいる。

嗅覚ドローンは、旧来の人為的なやり方より安全で正確に煙の観測が行える。有害なガスは20種類存在し、このドローンであればその全20種を検知する事が可能である。

オランダのトゥウェンテ空港で、嗅覚ドローンのデモンストレーションが行われ、ドローンの用途が二つ紹介された。ひとつは一般的な火事での運用、ふたつ目は化学実験場におけるバレルの発見である。どちらのケースにおいても嗅覚ドローンを活用し、有害な物質の測定に成功した。国内外問わず、多くの関係者を迎えて開催されたデモンストレーションは数多くの人々で場を賑わし、成功に終えたという。

嗅覚ドローンと言われると探知犬を思い浮かべる人も多いだろう。「正にそうだ」とデモンストレーションに居合わせたオランダ、トゥウェンテの消防隊のインコ・アテマはいう。「これは空飛ぶ探知犬と同じ。普通の犬とは違って目、鼻、耳が多数ある」と冗談を交えてコメントした。

有害物質を検出するドローン

トゥウェンテの消防隊は、主に大火災などにおける加熱点を探すためにも嗅覚ドローンを使用。今後も嗅覚ドローンは消防隊にとって、普遍的に使用される道具になるかという質問に対し、アテマは自信ありげに頷き「時間が経てば確実にこの部門において消防隊員の標準の装備になるだろう」と言及した。

今後オランダで開発が進み、実際に有用な活躍が実現すれば、日本の災害現場に導入される可能性も十分にあり得る。ドローンの新たな活用法としても期待が高まっている取り組みだ。


@DronExpert
@RTV OostーBrandweer Twente introduceert’vliegende speurhond’:de snuffeldrone

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この記事は私が書きました。