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Impossible Aerospaceがフライト時間に注力したドローン「US-1」を公開

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機体重量の70%がバッテリーでできた斬新なドローン

スマートフォンメーカーと同様に、ドローンメーカーは、最新作を開発する度に数多くの機能を追加しながらも、バッテリ寿命にも注目し、軽量化や省エネ化を図ることでフライト時間をできるだけ長くしている。ところが、スマートフォンは1日中バッテリーは持続するかもしれないが、ドローンの多くは高性能なものでも実働時間は20〜35分なのが現状だ。

このバッテリー問題を解決するべく登場したのがImpossible Aerospace社のUS-1だ。ボディーすべてにバッテリーを高密度に搭載して設計され、少なくとも商用飛行機に関しては、この設計を持って今までのバッテリー搭載の概念を覆そうとしている。そして、Impossible Aerospace社はUS-1の打ち上げの詳細を発表し、Bessemer Venture Partners、Eclipse Ventures、及びAirbus Venturesから940万ドルの資金調達を完了した。

その最初の製品は、75km(46マイル以上)の移動距離で、最適な飛行条件で飛ばせば約120分間のフライトが可能なドローンだ。 また、1.3kgのペイロードを運ぶことができるが、飛行時間は120分から78分になってしまう。。

業務利用の場合、120分間の飛行時間はドローンの使い勝手を大幅に変えられる。操作の考え方をミッションベースからもっと探索的に変えることが可能になる。

Impossible Aerospaceのウェブサイトには、US-1の内部が見える写真が公開されている。X線上に並べられたバッテリーレイアウトには斬新さと新しい発想が相まみえ、驚きを隠せない。さらに驚くべきことに、US-1の重量(6.8kg)の約70%はリチウムイオンバッテリーの重さとなっている。

これは、従来のドローンパイロット向けに設計されたもので、長い飛行時間を達成するためには、いくつかの部品を省かなければならなかった。最も部品を省くことで懸念されたのは、障害回避センサーを取り外した点だ。Impossible Aerospace CEOの Spencer Goreは、「すべての航空機設計は妥協である」と応じた。

US-1は7,500ドルで始まり、今年中に発売を予定している。

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この記事は私が書きました。