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Vol.3 中国雲南省を代表する
観光名所を巡る旅【前編】

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こんにちは。ドローンとともに世界一周中のマッキーです。今回の世界一周絶景飛行は、2カ国目の中国に行ったお話です。中国は1ヶ月半もの間滞在していたので、今回は前編として日本人が訪問することの少ない中国雲南省について空撮動画ともにお伝えします!

●Written/Photo By マッキー(Macky)


広大な雲南省の観光名所を空から眺める

中華人民共和国西南部
に位置する雲南省

中国こと中華人民共和国には、23省、5自治区、4直轄市、2特別行政区があります。
今回訪れた雲南省は、23省の中で最西南に位置する省です。ベトナム、ラオス、ミャンマーと国境を接しており、豊かな自然に恵まれた地域。

主な観光地は、元陽の棚田、大理、麗江、シャングリラなどなど。今回、僕は大理、麗江、香格里拉(シャングリラ)の3都市の順番で訪問しました。その中でも、ドローンによる空撮が許可された大理とシャングリラで撮影したので、まずは動画を見て頂きたい!

古城と湖の街”大理”の観光名所を巡る

雲南省の第一の訪問場所として、大理市にやってきました。
大理市は名前の通り大理石の産地で有名であり、大理石の語源ともなっています。観光地としては、大理古城、洱海、崇聖寺三塔が有名です。

大理古城は、城門に囲まれた古い街並みを残す観光名所。洱海は、南北の長さ約42.6kmにも及ぶ巨大な淡水湖です。崇聖寺三塔は、9世紀から10世紀に建造された三つの仏塔の総称です。

今回は大理の街をドローンとともにレンタサイクルで回ることにしました。

ドローン用のバックパックと
どこか頼りない自転車

雲南省では自転車を借りる際に、パスポートを預ける必要がありました。おそらく海外の観光客に対してのシステムなのでしょうが、自転車と引き換えにパスポートを渡すのには不安が残ります。そして追い打ちをかけるように、若干チープさを感じさせる自転車が出て来ました。どこか頼りないので、さらに不安が増します。

気持ちはありがたいけど
なんて書いてあるか解せない

・観光名所.1 大理古城
自転車には不安が残るものの、快調に走り出してくれました。まずは大理古城へ向けて出発します。自転車で5分ほど走ったところで、大理古城の案内標識が見えました。

ご丁寧に「古い都てあろ大理」と日本語表記までありますが、まるで意味がわかりません。

大理古城の入り口にそびえる城門

数分歩くと、まるで三国志に登場しそうな城門に到着しました。城門にかかる垂れ幕がとても中国らしい作りですね。この城門が大理古城の入り口となっており、ここから先は大理古城の敷地になります。大理古城は城門の中に風情ある中国の街並みが広がり、それも観光地として人気を呼んでいます。

大理古城の場内に広がる街並み

また、城門に登って城内の街を見渡すことも可能です。こちらは、夕方に撮影した写真です。若干京都を彷彿とさせますね。

現地住民もわりと利用している様子

城門の中は、前述したようにテーマパークのような中国の古い街並みが広がっています。大理古城は、有名な観光地のため、中国人観光客も大勢います。この後各地で出会った中国人にここに行ったことを伝えると結構羨ましがられるほどに、一度は行っておきたい観光地なのです。

大理古城には趣向を凝らした様々なお店が多々存在します。歩きながら様々なお店を見ることができたので紹介しましょう。

手作りで出荷準備をする店員

こちらは、色鮮やかな花の花弁を摘み取り、饅頭に練りこんで販売するお店です。店員さんがすべて手作業で作業をしています。

そしてさらに先に進むと、原住民である白族の料理が食べれるお店です。料理に使用される食材が実際に店頭に陳列されています。別の日に他のお店で食しましたが、素材の味を活かした実にシンプルな料理であっさり目の味付けが多く、日本人の舌に合う食事だと思いました。

そして食事のあとは、コーヒーショップです。
実は雲南省はコーヒー豆の一大生産地で、中国内で生産されるコーヒー豆の98%は同省のものだとか。お店では雲南省のコーヒーを飲むことができるので、記念に一杯飲んでみました。味や風味は至って普通でしたが、品揃えはなかなかのもの。

観光名所.2 洱海

風情ある街並みを嗜んだ後は、巨大な淡水湖である洱海へ向かいます。

洱海へ向かう道中には、のどかな風景が広がっています。

お互いにもの珍しそうに見る様子

自転車で走っていると、日本人が珍しいのか後ろからバイクでやってきた中国人に話しかけられました。まず荷物の大きさにツッコミを受けます。さすがに見た目のインパクトもあるのか、この後も道中で会う中国人には荷物について結構ツッコミを受けるはめに…。こうやってコミュニケーションを取るのもバックパッカーの醍醐味なのです。僕としては誇らしげなアメリカンカラーのバイクにツッコミを入れたいところ…。

そして、大理古城から30分ほどかけて、洱海到着。

壮大さから海に見えるけど実は湖「洱海」

そこには海のような壮大な湖が眼前に広がっていました。
しかし・・・なんでしょうか?想像していたよりもしょぼい…。というのも案外日本でも見慣れた景色なのかもしれません。期待していただけに非常に残念。

しかし、残念がることなどありません。何故なら洱海ではドローンを飛ばすことができるのです!ドローンで空撮すれば見慣れた景色になにか新しい発見があるかもしれません。気を取り直して、ここではドローンによる空撮を試みました。

・観光名所.3 崇聖寺三塔
最後は、9世紀から10世紀に建造された三つの仏塔が並ぶ崇聖寺三塔です。

ここでは嬉しい誤算がありました。受付に駄目元でドローン空撮の許可のお願いをしてみたところ、あっさり許可を出してくれたのです!大きい荷物を背負ってきた価値があります。

3つの塔が立ち並ぶ崇聖寺三塔

こちらの写真は、地上正面から見た三塔。この塔は、レンガでできており、上から白泥で覆っているそう。

空から見ると一味違う光景でおもしろい

そして、ドローンを使用して空から撮影した写真がこちら。空から撮影した写真の方が、三塔の位置や高さがわかりやすくて、奥に広がる建物により、抜けが良く絵になります。ドローンで撮影すると同じ対象物が全く違って見えて非常に面白いです。

大理については以上となります。
まだまだ訪れる日本人観光客は少ないですが、個人的にはとってもお勧めの場所です。

香格里拉(シャングリラ)は、作家イギリスの作家ジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』に登場する理想郷に因んで名付けられた都市です。2001年以前は、別の都市名でしたが、中国政府が小説の舞台になったシャングリラだと主張し、改名されました。実に中国らしいエピソードです。文化圏としては、チベット文化圏の南東端に当たるため、チベット語を喋る方もちらほら見かけます。

オシャレなインテリアが揃うゲストハウス

そんな小説にも登場する地、シャングリラの宿では素敵な出会いがありました。

僕が泊まったShangri-La Snow Lion lodgeというゲストハウスは、チベット人の旦那さんと漢人の奥さんが経営する小さなゲストハウスです。

このお二人、兎に角素敵な温かさを持つ方でした。
ある時は、僕がツアーに参加したいことを伝えると、仕事そっちのけでツアー会社に連れていってくれ、その場で説明してくれました。


また、ある時はオススメのレストランまで、これまた仕事そっちのけで案内してもらいました。オススメのレストランで食したヤク鍋やヤク肉の饅頭の美味しさは未だに忘れられません。

極めつけは、お二人の素敵な笑顔です。いつ何時でもお二人はニコニコ笑顔で僕のことを気遣ってくれました。チベット人と漢人で政治的にデリケートな部分もあるかと思いますが、お二人は仲睦まじくそのようなことは微塵も感じさせないほどの理想の夫婦でした。

写真は、奥さんと一緒に撮影した写真です。奥さん凄くお綺麗な方でした。旦那さんの方は、残念ながら撮影NGでした。

さて、素敵な宿に泊まる中、シャングリラで訪れた観光地がナパ海です。

広大な高原に多数の湖が並ぶ「ナパ海」

ナパ海は、乾季と雨季で大きさが変わる季節性の湖で、季節によって湖の大きさが変化し、乾季には広大な湿地帯となります。動植物の宝庫となっており、鶴の姿も見かけることもあるそうですが、今回は馬しか見ることができませんでした。

4月のナパ海は広大な草原が広がっており、あちこちに小さな湖が点在していました。今後雨季が深まるにつれて湖の面積も拡大していくのでしょう。眼前にどこまでも広がる光景は圧巻の一言でした。

そして、ここナパ海でドローンを楽しんでいたところ、これまたゲストハウスに引き続き素敵な出会いがありました。バイクで観光している中国人大学生2人組にドローンが珍しいのか声をかけられたのです。

2人で北京からわざわざ雲南省まで観光に来たそうです。写真は、ナパ海を背景にドローンでお二人を撮影した様子。ドローンを持って旅していると、圧倒的に現地の人に声をかけられる可能性が高くなる気がします。なるべく人目につかず離れた場所で飛ばすようにしていますが、やはり目立つのか見つかってしまいます。

シャングリラは時間がなかったので、ナパ海しか行けませんでした。

しかしながら、シャングリラは渓谷など大自然の宝庫です。また、時間あれば周ってみたい地域でした。

次回は中国の後編をお伝えします!

To Be Continued….

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この記事は私が書きました。

2017年4月より化学メーカーを退職し、世界一周中。「真面目に馬鹿をやる自由人」をモットーに、学生時代からスーツで自転車日本縦断、半年間大学で暮らすなど楽しく過ごす。本人も22歳まで知らなかったけど実は台湾人とのハーフ。大学時代の第二外国語はフランス語だったため、中国語は残念ながら喋れない。ドローン歴は1年とちょっと。