ドローンの未来を発掘するエンターテインメントマガジン DRONE NEXT

飲酒後のドローン操縦を禁止する改正航空法成立

Google+

6月13日に衆院本会議により、ドローンの取り扱いについて改正航空法が成立しました。新たに飲酒後の飛行操縦の禁止、飛行前点検の義務化が航空法で定められました。

●Written by 芹澤 優斗(Yuto Serizawa)


飲酒後の飛行禁止と飛行前点検の義務化

取り決められた改正航空法は、200グラム以上のドローンなどの無人航空機が規制の対象。操縦者がアルコールや薬物の影響で正常に操縦できない恐れがある状態で飛行させた場合に罰則が科せられます。また、急降下などの危険飛行や、必要以上の騒音を発生する迷惑飛行も禁止となります。また、事故を起こした操縦者の自宅や、ドローンメーカー等の事業所などを国が立ち入り検査できる規定も新設しました。

200グラム以上のドローンなどを飲酒または、薬物摂取後に操縦すると「1年以下の懲役か30万円以下の罰金」に科せられます。さらに、業務利用時の場合は「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」となります。可決された背景には、航空会社でパイロットが飲酒時に乗務した不祥事があり、航空会社のパイロットが飲酒乗務した場合にも適用されます。

二つ目に、飛行前の機体点検や気象状況の確認も義務付けられました。なお、点検箇所や整備方法は国土交通省が作成した「無人航空機飛行マニュアル」に記載されています。
・各機器は確実に取り付けられているか
・モーターの異音はないか
・プロペラに傷やゆがみはないか
・バッテリーの充電量は十分か
・機体にゴミ等の付着はないか
・ネジのゆるみはないか
・モーターやバッテリーの異常な発熱はないか

また、20時間の飛行における点検については以下の事項が明記されています。
・交換の必要な部品はあるか
・ネジのゆるみはないか
・プロペラに傷やゆがみはないか
・フレームのゆがみがないか

「いいね!」を押して
ドローンの最新情報をGET

Twitter で

この記事は私が書きました。

DRONE NEXT編集長。1989年静岡県生まれ。自動車業界を経て、学生時代から趣味で乗っていたバイク好きが高じて2014年にバイク雑誌ヤングマシン編集部に配属。ある日、ドローンの新たなる未来と可能性に興味を持ち、2017年5月からドローンのフライトを始め、JUIDA認定校のドローン大学校を修了。