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「第4回 空の移動革命に向けた官民協議会」を開催!2023年に空飛ぶクルマ事業の開始を公表

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政府は20日、人を乗せて空を移動する「空飛ぶクルマ」に関する官民協議会の第4回会合を東京都内で開催しました。当協議会は今年9月に第1回会合を開催し、年内中に具体的なロードマップを提出することを目標に定期的に開催されてきました。

●Written by 芹澤 優斗(Yuto Serizawa)


実用化に向けた工程表を発表!2023年には本格始動か!?

第4回「空の移動革命に向けた官民協議会」が20日、東京・虎ノ門で行われました。 “空飛ぶクルマ”の実現に向けて議論されてきた、これまでの協議会の意見を取りまとめる形でロードマップを公表。国土交通省と経済産業省の両大臣もかけつけるなか、 2019年に「試験運用開始」、そして2023年には「事業化を実現」、2030年代には都市部を含め「社会実装される」という、野心的なビジョンを発表しました。 これほど具体的なロードマップを発表した国は世界で初であり、今後国を上げた空飛ぶクルマの実現が加速しそうです。

空飛ぶクルマは電動で垂直に離着陸し、自動運転による飛行を想定したeVTOL型(電動推進垂直離着陸機)を検討。人の移動手段のほか災害対応や救急、娯楽にも活用するとし、実用化に当たっては飛行機と同程度の安全性と静粛性の確保を目指していくと発表しました。

現在取り組んでいる空飛ぶクルマの開発工程では、2019年度中に人が乗れるeVTOL型試作機を完成させ、試験飛行と実証実験の段階に進めて行く見通しを公表。また、福島ロボットテストフィールドを試験飛行の拠点に位置づけ、飛行試験を想定したフィールド整備を進めて行くことを発表しました。

世耕弘成経産相は会合の最後に

「これほど野心的で具体的なロードマップを示した国は、世界初ではないか。渋滞や過疎化など、社会課題の解消とともに、将来産業のモデルケースにもなる。経済産業省は国土交通省とともに、2023年の事業化に向け、全力でサポートする」

と決意を語るとともに「空のイノベーションを一緒にけん引していきましょう!」と述べ、関係者にエールを送りました。

今後、世界規模で競争が激化することが予想される空飛ぶクルマの実現は、近未来な交通システムが期待される一方で、自動車との関係性やインフラの整備、セキュリティー問題など課題は山積しています。自動車業界では自動運転車が公道を走るために、日本国内での法整備が本格化し始めています。自動車と並行に2019年度は空飛ぶクルマの実現に向けて開発が進められ、協議会も引き続き開催される見通しです。

 

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この記事は私が書きました。

DRONE NEXT編集長。1989年静岡県生まれ。自動車業界を経て、学生時代から趣味で乗っていたバイク好きが高じて2014年にバイク雑誌ヤングマシン編集部に配属。ある日、ドローンの新たなる未来と可能性に興味を持ち、2017年5月からドローンのフライトを始め、JUIDA認定校のドローン大学校を修了。