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「DJI Phantom5」発表まで待てないスクープ情報まとめ

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DJIのドローンは昨年から新しいモデルの存在を匂わせるたびに、リーク情報が小出しにされている。しかも、主力機種であるPhantom、Mavic Proの両シリーズにおいては、正式な情報ではないとわかっていても注目や関心は高い。Mavic Airが発売され、
Mavic Proの後継モデルMavic Pro2?たるものが発表されるのでは?と噂されたが、今回はPhantom4の後継モデル「Phantom5」の情報についてお伝えしよう!


次期モデルを匂わせるDJIのアナウンス

近年のDJI製品は2017年秋に「Phantom 4 Pro Obsidian」「Mavic Pro Platinam」というバリエーションの追加はあったものの、ナンバリングが更新されるようなモデルチェンジには至っていない。
2018年に入ってからも新たな画像やスペック情報がリークされたが、これまでに正式発表されたのは別シリーズであるMavic Airや産業向け製品、映像向け機器の発表と続き、Phantom及びMavic Proシリーズのファンにとっては肩透かし状態が続いている。

「次はMavic Pro 2が発表になるのでは?」
「いや、Phantom 4はすでに発売から2年以上経つし、次は5じゃないか!?」

などと巷では声があがっている。
そして、噂に期待するドローンファンを手のひらで上手に転がしているDJIが「そろそろ本当に発表が近いのでは?」と思わせるアナウンスを発表したのだ。

「Phantom 4 Pro生産終了のお知らせ」

これは聞き捨てならないアナウンスだ!
Phantom 4 Proは2016年11月の発売から1年以上が経った今でも、先進的な安全性能と1インチセンサーのカメラが映し出す高画質な映像、クセのない操縦性、と歴代Phantomシリーズの中でも抜群の評価を得ている名機。

まだまだ主力を張れる同機種が生産終了するということは…?
次のモデルの生産が始まる(もしくはすでに始まっている)サインと受け取りたくなるのが、我々の性分というもの。そんなわけで、いよいよ正式発表が近いかも知れない「新型Phantom」(以下、仮称Phantom 5)について、これまでのリーク情報を整理していこうと思う。
※当記事は噂レベルの情報の真偽を断定する意図はなく、その正確性について筆者およびドローン・ネクスト編集部は一切の責任を負うものではありません。

ドローンの命であるカメラのアップデートは決定か

これまでのリーク情報を元に新型の主なスペックを予想してみると、刷新される可能性が高いのは搭載されるカメラだ。「もはやPhantom4でも十分なカメラが搭載されている」と思うかもしれないが、カメラ以外にも以下の点が新たに改良される可能性が高いと挙げられる。
・1インチCMOSセンサー
・固定レンズから交換レンズ式に変更(DL-Mマウント)
・交換レンズは16、24、35、50mmのバリエーション
・NDフィルターが内臓される
・6方向の障害物検知
センサーを搭載
・33分以上のフライトが可能に
・防滴・防塵
性を備える
・最高速88km/h
・最大伝送距離7km
・2つのSDカードスロットを備える

 

続々と公開されるPhantom 5のスパイショット!?

以下に用いる写真やイラストなどの画像は、DJI製品のリーク情報源として有名なOsitaLV氏のtwitterアカウントから引用。

同氏のツイッターに投稿された画像をその時のコメントと共に整理し、
情報の検証がしやすいよう、最新のものから順に遡って紹介していくとしよう。


まずは4月12日に投稿された写真。
非常に明瞭な2枚の写真は、意識的にレンズ部分をクローズアップしたもの。
噂どおり、レンズ交換式であることが伺え、プッシュボタンの存在が目に留まる。
また、同じレンズ交換式でもマイクロフォーサーズ規格のX5Sよりコンパクトであることから、センサーサイズは1インチのままで新しいマウントシステムが採用されている可能性が高いことも事前の予想スペックと一致している。

それからボディに目を向けてみると、ボディと脚の繋ぎ目でツートーンカラーに塗り分けられているのが分かる。さらに細部を見れば、ボディ(本体シェル部分)はアルミニウム、脚は樹脂が採用されているのがOsitaLV氏の投稿から見えてきた。

塗装の仕上げやカラーがこのまま量産品になるかは断言できないが、この様子だとInspire2と似た配色で精悍な印象となるのが伺える。白のイメージが定着している
Phantomだが、Obsidianが人気だったこともあり、2色展開になる可能性も十分に考えられるだろう。

 

最新のイラストデータとOsitaLV氏

3月25日に投稿されたイラスト

3月25日にPhantom5と書かれたイラストが投稿されているが、実はこのイラストは3月16日に一度投稿されたものと同じ。
3月16日にOsitaLV氏は、機体上部に描かれた円形の蓋のようなものがGPSモジュールのカバーではないかとコメントした。加えて、このカバーはプラスチック製とし、本体シェルはアルミニウム製が採用されるという予想を立てていたのだ。

ところが以下の2枚の写真を見ると…

3月24日に投稿された写真

これは先ほどのイラストが投稿された前日3月24日に投稿された2枚の写真。

よく見ると機体上部に先ほどイラストに描かれていたカバーパーツが見当たらないことから、自身の予想を覆して「ボディはアルミ色塗装のプラスチックになるかもしれない」といったコメントを添えていた。

こんな焦らしのテクニックも備えるOsitaLV氏とは一体どういう立場の人間なのか?Phantom5の全容以前にOsitaLV氏のスパイショット&リーク情報が欲しい…

そして彼のツイッターを遡っていくこと2017年7月。怪しげな投稿にたどり着いた。


このイラスト投稿時のコメントを和訳するとこんな感じ。
「おそらくすべてのドローンパイロットにとって最高の瞬間」
このイラストの立ち位置はゴルフの練習風景で昔よく見た位置関係。しかも怪しげな男女。なんだか急に親近感が…(笑)

もちろんだが、OsitaLV氏は自らもPhantomやInspire2を操縦するドローンパイロットのようだ。製品開発の手法では物づくりメーカーのビジネスパートナーや、一般のユーザーをテスターとして起用し、その意見を開発にフィードバックするやり方はよくある手法だ。おそらくOsitaLV氏もテスターの1人として考えられる。
徹底した情報統制で知られるDJIの情報が無断にリークされるのは考えにくく、彼のアカウントは何か特別な許可や権限に基づく特殊な任務を与えられている可能性も否定できない。

拡散された情報リークイラストとPhantom5のカメラ

本題のPhantom 5の予想スペックに関しては2017年11月の時点でOsitaLV氏によるユルいイラストと共に投稿されている。上記は数あるイラストの一部で、現在に至るまでに世界中のドローン関連のメディアサイトなどで公開されてきた有名なイラストだ。
カメラについては3月14日にも投稿し、交換式カメラレンズについて16、24、35、50mmのバリエーションがあると言及している。イラストによるリーク情報とも一致しているように見えるが、実は11月時点のイラストでは16mmではなく15mmと記載されていた。どこかのタイミングで情報の修正が行われた可能性が高い。

カメラ以外の情報は未だにシークレット

ここまで3月以降に投稿された写真を遡ってみたが、明らかに「新型」のものであると断言できるのはカメラ部分だけ。レンズ交換式を匂わせるカメラ部分と印象的なツートンカラー以外に、真新しい改良点(例えば上方向のセンサーであったり防水性)を示唆する情報は得られず…。

もしかしてこのツートンカラーの機体は新型のものではなくPhantom 4 Proをテスト用にペイントしているだけなのでは…?

そんなことも頭をよぎり始めた矢先、ここでもうひとつリーク情報が発見された。それは最近見かけるようになった王德龙氏によるアカウントから投稿された画像だった。王德龙氏はOsitaLV氏に直接リプライを送ったり相互にシェアし合ったりしている人物だ。

4月27日に投稿されたばかりの写真では、ハッキリとレンズが外されたマウント部分と内部のイメージセンサー、50mm単焦点レンズが写されている。
また、手に持ったレンズのコンパクトさから、非常に小さな新しいレンズ規格であることも伺える。レンズに記されているのは「50mm 1:2.8 DJI LENS」の文字。DJI製の新しい交換レンズが複数用意されていることもほぼ間違いなさそう。

そして、カメラ以外の部分でも重要なヒントを発見。
これまでプロペラを装着した状態の写真が多く、発見できなかったが、モーター部分に注目してほしい。


放熱のためのスリットが見当たらず、密閉された構造になっている。
この写真により、防塵・防滴仕様ということが何となく現実味のあるものに見えてきたと同時に、このメタリックな機体が新型Phantomそのものである可能性が高まった。
同じ写真に写り込んでいるバッテリーや送信機も観察してみたが、これらに関しては新しいモデルを示す何かを確認することはできなかった。

こうして徐々に正式発表までのカウントダウンが始まったかのように、情報が流出し始めたPhantom 5。
これらの写真に写った銀色の機体が本当に次期Phantomとして登場するのか、それともさらに別のサプライズが用意されているのか、発表前に全容が明らかになることはないのかも知れない。

ただいずれにせよ、いつも突然発表されるDJIの公式発表を待っているより、こうしてリーク情報をあれこれ推察してワクワクしてみるのも楽しいもの。

最後に個人的な意見として、新型Phantomに期待することを2つ挙げさせていただきたい。
※リーク情報とは関係なく、あくまでも個人的な希望・祈りに近い

・バッテリーの互換性
の改善。モデルチェンジのたびに世界中のPhantomユーザーやコミュニティ内になんとも言えないため息の集合体のような空気を生み出してきた「バッテリーの互換性問題」。せっかく買い揃えたバッテリーも流用が利かず…。

・「準天頂衛星システム みちびき」を利用したGPS、GLONASS+QZSS対応
「QZSS」
。
日本国内における位置情報サービスの精度を飛躍的に高めてくれると言われ、2018年から4機体制でのサービスインとなった。GPSと互換性のあるシステムなので、受信アンテナさえ搭載してくれれば利用可能なはず!
これに関しては我儘かも知れないが、日本市場に対する性能向上に期待したいところ。

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この記事は私が書きました。