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水中探検を超手軽に楽しめる小型水中ドローン「CHASING DORY」

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日本水中ドローン協会の設立や水中ドローンスクールを展開し、水中ドローンの普及を目指す株式会社スペースワンは、9月26日しながわ水族館にてホビー向けの小型水中ドローン『CHASING DORY(チェイシング・ドリー)』の販売を11月より開始すると発表。しながわ水族館のトンネル水槽で実演を行い、魚たちの様子を撮影するデモ潜水を披露しました。

●Written by 芹澤優斗(Yuto Serizawa)
●Photo by 芹澤優斗(Yuto Serizawa)


6万円の低価格で存分に水中を堪能できる水中ドローン

グラディウスシリーズを開発した中国メーカーのチェイシング社は、どこにでも気軽に持ち運びできるサイズの水中ドローン『ドリー』を発表しました。ドリーは11月から販売を開始し、税込5万9800円で先行予約を開始しています。

 

グラディウスの後継機に当たるグラディスミニは需要に合わせて小型化されたモデルでしたが、ドリーはこれよりもさらに小さく、重量はグラディウスミニの約半分に収められ、その重さはわずか1.3kgとなりました。気軽に片手で持ち運びが可能です。

小柄なボディからもわかるとおり、魚の撮影やプールでの撮影に最適なホビー向け水中ドローンとして発売しました。そのため、Wi-Fiで接続したスマートフォンがコントローラーとなり、これまでにない視点で自由自在に水中を冒険・探索することができます。

 

ホビー向けとはいえ、最大深度は15m。さらには鮮明な映像を撮影するには十分な1080p HD f/1.6高性能レンズを搭載。ホビー用の水中ドローンはパワー不足が懸念されてきましたが、ドリーは5つのスラスターを備えており、パワフルに泳ぎまわることが可能になりました。

 

水中に浮かべて使用するGPS内蔵ブイ

ドリーは撮影を楽しむための昨日も複数搭載しています。最大仰俯角±45°のチルトロックでより自由に被写体を捉えることができます。販売セットにはWi-Fiブイを同梱。これはドリーとケーブル(15m)で繋がったブイを水中に浮かべることで、ブイとスマートフォンがWi-Fiでつながり、ブイとスーマートフォンの距離を1.5m稼ぐことができます。これによりさらに遠方での操作が可能となりました。また、水中ドローンの数少ない試みとしてブイにGPSが内蔵されています。ドリーの位置をリアルタイムでアプリに表示し、SNSなどで撮影データを公開する際には、撮影場所を記録することが可能となりました。撮影データは19パターンのフィルター加工で楽しむことができ、今までにない水中の世界をより綺麗に映し出してくれます。

 

しながわ水族館で行われた発表会では、水槽のなかを生き物たちと泳ぐ姿が披露されました。小型で静かなドリーは魚類をはじめ、カメやエイに近づくことができ、大迫力の映像を撮影。そして、3機のドリーを水槽に投入し、3機揃って同時にチルトするなど精度の高い操作を手軽に操縦する姿が見受けられました。

 

株式会社スペースワン 小林康宏社長(中央)
チェイシング社セールスマネージャー アレックス氏(右)

水中ドローンの新製品が続々と発表されるなか、ドリーは今までにないホビーに特化した立ち位置で開発され、スペースワンの代表である小林氏ならびに、チェイシング社のセールスマネージャー アレックス氏は水中ドローンの普及に向けて、期待を寄せました。


@株式会社スペースワンーCHASING DORY

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この記事は私が書きました。

DRONE NEXT編集長。1989年静岡県生まれ。自動車業界を経て、学生時代から趣味で乗っていたバイク好きが高じて2014年にバイク雑誌ヤングマシン編集部に配属。ある日、ドローンの新たなる未来と可能性に興味を持ち、2017年5月からドローンのフライトを始め、JUIDA認定校のドローン大学校を修了。