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分野別にドローン活用をソリューション化するプラットフォーム「docomo sky」

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株式会社NTTドコモは3月8日にサービス開始を発表した、ドローンを活用してビジネスを展開する企業に向けたドローン運用のトータルサポートサービス「docomo sky」を中心に、複数のドローンソリューションを展示しました。

●Written by 芹澤 優斗(Yuto Serizawa)
●Photo by 芹澤 優斗(Yuto Serizawa)


同社は2017年よりドローンの自社運用を開始。全国に所有する基地局の点検に自社のツールとしてドローンを運用してきました。そして、3月8日よりドローンプラットフォーム「docomo sky」の提供開始を発表し、ドローンに関する様々なソリューションを順次提供していく予定としています。

docomo skyはキャリア会社である同社のセルラーネットワークを活かしたプラットフォームで、ドローンを使ったサービスを提供する企業向けに開発されました。Web上に用意されたクラウドと連携し、クラウドコネクトをはじめとした、ビジネス支援、運行支援、解析支援を行い、docomo skyを通じて自治体や個人事業主にサービスを展開します。

■クラウドコネクト
ドローンとセルラーネットワークを常時接続し、クラウド上からドローンの遠隔制御、カメラ制御を可能にします。また、複数のドローンを同時にフライトしたり、リアルタイムのデータ通信を実現。

■ビジネス支援
取得した撮影データ、フライトログをクラウド上で管理し、ビジネスに活用します。

■運行支援
あらかじめ設計した飛行ルートをドローンに設定し、遠隔地から複数のドローンを自動飛行させることが可能。また飛行空域に関する環境情報を一元管理し、安全な飛行をサポートします。加えて、機体情報の管理も含まれます。

■解析支援
パートナーと共に高度な解析アプリケーション開発を行い、蓄積した画像データの自動識別解析や、データ作成を行います。

 

docomo skyの第1段はソーラーパネル点検ソリューション

docomo skyはドローンが活用できる様々な分野に対して、ソリューションをパッケージ化して提供するもので、ドローンのフライトはもちろん、データの解析やレポートの作成、ドローン運用の講習プログラムまでを担うサービスとなっています。

今回、同プラットフォームを活用した第1弾のソリューションとして、「ソーラーパネル点検」の提供が開始されました。可視光カメラと赤外線カメラを搭載したDJI社製のドローンを飛ばし、取得したデータをクラウドにリアルタイムでアップロード。すると、クラウド上で解析が進められ、約2〜3日で解析が終わり、異常個所を把握できるレポートが作成されます。これにより人的コストの削減を図り、短時間で効率良く、発電に悪影響を及ぼす要因の発見・対処が可能です。なお、取得したデータはクラウド上で保管され、同プラットフォームのダッシュボード機能内で一元管理が可能になります。

また、2017年から培ってきた基地局点検のノウハウを生かした「ドローン基地局点検システム」も開発し、2月より自社基地局利用の全国展開を開始しています。点検ソリューションでは、手動またはオートパイロットにより、基地局を点検し、ソーラーパネル点検と同様にデータ転送を行いながら、クラウド上で一元管理するシステムが開発されました。現在は、解析システムの機能拡張として、AIによる自動判定機能などの搭載を検討しています。

今後はあらゆる分野のソリューション提供を目指し、ドローンを活用したNDVIによる作物の生育状況把握システムの開発も進めています。DJI Phantom4を活用して作物の生育データを取得。クラウドにデータ蓄積することで、どこからでも状況を参照することができ、データをもとに最小限の薬剤で自動散布を行います。

ジャパン・ドローンでは、ソーラーパネル点検や鉄塔点検のデモフライト施設が用意されました。また、今年から始まるとされている5Gの活用を見据え、映像中継をリアルタイムに転送し、ドローンのデジタルサイネージに映し出すドローンも注目を集めました。


@株式会社NTTドコモーdocomo sky

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この記事は私が書きました。