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Phantom4 RTKの真髄に迫る「GNSS測量術から学ぶドローン活用セミナー」を日本サーキットが開催!

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DJIの正規代理店及びDJI ARENA by JDRONE TOKYOを運営する株式会社日本サーキットは、DJI Phantom4 RTKの発売を受け、プロの測量講師による「GNSS測量術から学ぶドローン活用セミナー」を11月16日に開催した。

●Written by 芹澤 優斗(Yuto Serizawa)
●Photo by 芹澤 優斗(Yuto Serizawa)


専門の基礎知識があるからこそ最大限に活用できるP4 RTK

DJIが発売を開始したPhantom4 RTKはPhantom4をベースにRTKを搭載し、ドローン測量用に特化した特徴を持つ。日本サーキットはPhantom4 RTKの普及を図るとともに、最も効率の良い使い方を測量関連業社の現場スタッフに届けるため、新たに分野に特化した専門知識を身につけるセミナーを開催した。

GNSS測量術から学ぶドローン活用セミナーでは、GPS及びGNSSの仕組みと基礎知識を学ぶ前編と、実際にPhantom4 RTKを運用する際の課題を周知する後編のプログラムが用意され、2つの内容について講演した。ゲストスピーカーとして講師には、ドローン測量を積極的に行うITH合同会社から柳平幸男氏と高見雅之氏を迎え、実際にPhantom4 RTKの運用実績が無ければ知ることのできない内容について解説した。

 

測量の基礎知識とGNSSの仕組みを解説!

ITH合同会社の会長 柳平幸男氏

GPSによる民間型登記基準点測量を創設し、東日本大震災では国土地理院の復興基準点測量で実績を作り、基準点測量のプロフェッショナルとなる。特にGNSS測量のパイオニアでドローンによる測量歴は5年。

柳平氏は測量の基礎や電子基準点の仕組み、GNSS測量等について以下のテーマで講演を行なった。
・測量の基礎
・電子基準点
・ジオイドの考え方
・日本の測量基準
・座標値の即位値
・GNSS連続観測システム(GEONET)
・電子基準点胆沢 元期座標計算
・GPS測量手法 相対即位
・位置の特定手法
・距離の種類
・RTCMファイルについて

Phantom4 RTKを活用するには、上記のような測量における最低限の専門知識が必要となる。当セミナーでは入門向けの部分から専門的な部分まで解りやすく解説してくれる。

 

運用してみて初めて分かった難しさを伝授!

ITH合同会社 代表 高見雅之氏

ドローンを使った空撮、測量、及び専用ソフトによる3D画像解析をあらゆる現場で実施。ドローン歴7年の操縦および運用のプロフェッショナルとして活動。

GNSS測量術として基礎知識を柳平氏から学んだ後は、高見氏による講演が行われ、高見氏からは実際にITH合同会社でPhantom4 RTKを運用した実体験から学ぶ、扱い方による解説が行われた。

Phantom4 RTKの購入後にSIMの設定方法でつまずいた点や、対応言語が完璧ではない点など、導入から実際に3Dモデルを生成する行程までで、問題となった点を実際に運用している映像を交えながら講演。

高見氏はPhantom4 RTKについて「従来の測量事情、知識を知っていないとPhantom4 RTKを活用することは難しい。200万円以上する従来の測量技術がPhantom4 RTKには詰め込まれており、今まで必要としていた対空標識もいらない。従来はドローンが登場しても、芝生や木々の緑に合わせた感度やアスファルトに合わせた感度など、環境に応じてカメラの設定を調整する必要があった。さらに、対空標識をスタッフが設置していく手間があったので、それほどドローンによる効率性は進んでいなかった。しかし、Phantom4 RTKの登場でかなり現場の効率性やコスト削減が進む。なんといってもDJIの謳い文句のとおり、数センチまで測定誤差を低減することができることに驚き、今までの2〜300万円相当する機器と同じ精度まで仕上がっている。」と話した。

日本サーキットは今後も同様に、よりドローンビジネスに特化した専門的なセミナーを様々な分野で展開していくことを予定している。専門知識を身に付けたスタッフが揃う日本サーキットでは、コンシューマー向けドローンからエンタープライズ向けドローンまで幅広く取り扱い、適切なアドバイスをしながら導入までサポートしてくれる。

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この記事は私が書きました。

DRONE NEXT編集長。1989年静岡県生まれ。自動車業界を経て、学生時代から趣味で乗っていたバイク好きが高じて2014年にバイク雑誌ヤングマシン編集部に配属。ある日、ドローンの新たなる未来と可能性に興味を持ち、2017年5月からドローンのフライトを始め、JUIDA認定校のドローン大学校を修了。