積載量に定評のあるGriff135がついに実務で利用可能に
2019年秋にGRIFF Aviation AS社は、最大ペイロード135kgの業務用ドローンGRIFF135の提供を開始する。
ノルウェーに本社を置く産業用大型ドローン専門メーカーGRIFF Aviation AS社は、4年間の研究開発を経て世界で初めて実務で利用可能な重量ドローン『GRIFF135』を開発した。ドローンと聞くと小型の趣味用ドローンを思い浮かべるのが一般的だが、GRIFF Aviation AS社が製造するドローンは圧倒的に存在感がある。
上記のドローンはGRIFF Aviation AS社が製造する最も小型のドローンだ。飛行に利用するフライトコントローラーは、ボーイング社やエアバス社で使われているものと同じものが搭載され、あらゆる任務を完全自律飛行で行うことができる。
GRIFF Aviation AS社では、これらの機体を小型航空機として認可することを推奨しており、各国の航空局やFAA、EASAなどとも連携をしている。現時点では、日本国内でGRIFF135は通常のドローンの規制の範囲で飛行が可能。すでに世界中の建設会社、電力会社、国、軍隊などと契約を結んでおり、今後産業用ドローンとして一般的な機体になることは間違い無い。
動画から分かるように、大きさの機体にもかかわらず、非常に安定して飛行している。
GRIFF135の活躍の場は下記の通り、多岐に渡る。
・工事現場
・建設現場
・ダム現場
・送電現場
・レスキュー
・消防
・農業
・その他
今まではヘリコプターやクレーンで行なっていた現場仕事を無人のドローンに置き換えることによって、安価で安全性の高い作業が可能になる。GRIFF社では今後さらに大型の機体をリリース予定している。